2009/05/27

形状抵抗・造波抵抗・摩擦抵抗・抗力・揚力・流線形…┐( ̄ヘ ̄)┌

毎週火曜はアトムのスイム練。グータロウSWIMとは別に、毎週火曜日夜にアトムというチームでスイム練をしている。ちゅうか、こっちが私の本来の所属なんだよね。しかし、開始時間が早い為、いつも練習後半からの参加なんだ。

アトム・スイム練では早いコースとゆっくりコースに分かれて練習しているんだけど、ここ最近、意図的にゆっくりコースに入っている。これには理由があって、実はフォームの大改造を試みているんだ。疲労骨折をしてしまってから、通勤ランの時間が電車になって、その無駄な時間を有効に使おうとスポーツ関連の書籍を色々と読み漁っているんだけど、触発されまくってるんだよね。

NHKブックスから出ている『泳ぐことの科学』の前半で、坦々と水泳史、泳法、水泳に関する化学的な分析が語られている。こう書くと、そこに書かれているスイミングメソッドに影響されちまったんだね、なんて思われそうだが、そうではない。実は水泳史、とりわけ西洋に追いつけ追い越せと頑張ってきた日本水泳界の努力と英知に触発されたんだよね。

著者の一人である小菅さんが、アメリカチームの合宿に参加した際に感じた事、それは「アメリカ選手の集中力とパワーをまざまざと見せつけ」られ「日本人のように体が小さくパワーも少ない人たちは、ひたすら距離を泳がせるパワー重視のトレーニングではなく、科学的分析に基づいて、効率よく泳ぐことを重視したトレーニングをしなければいけない」と感じた事を、現在自分が感じている事と「同じだ」と思った訳さ。まあ、私の場合はアメリカ選手ではなく、一緒に練習をするアスリート達に、なんだけど。

おっさん化に加え、そもそも体の小さい私はパワーでは太刀打ちできない。この事は、おっさんになる以前から気が付いていた。私が大学時代、競泳を諦め、指導の道に進んだのもパワー不足が理由だった。だって当時の練習ってさ、所謂「根性論トレーニング」で作られたものだったからね。インターバル練習がメインでサークルタイムも異常だったよ。最近知ったんだけど「制限タイムつきゴールセット方式」って言うらしいよ。

さて、アトム・スイム練では、ボスのMさんがメニューを作っている。「揚力理論」「インターバル」「ハイポ」「パワー」等々、コーチング理論をフルに活かしたバランスの良いメニューだ。このメニューに従い、真面目に練習すれば確実に泳力アップするに違いない。実際、15年近いブランクで水泳を再開した私も、そこそこに泳力がアップした。しかし、同世代には、何十倍も速く強いアスリートが溢れている。彼らに勝とうなんて気はさらさらないのだけども、競技者である以上、そこそこやり合うぐらいになりたいじゃない?そんな訳で、自分の泳法、走法を何とかせにゃいかんと思いたったんだよね。

冗談やギャグの処理に9割を割いている小さな脳味噌で出た結論は、フォームの改善とタイミング習得だ。流体の中を移動する理屈は何となく理解した。また、それを実現するためのメソッドも何種類か頭に叩き込んだ。これらを自分のモノにするには、既成のドリルでは解決できない。何故なら、おっさん化により頭で思い描いた通りに体を動かす事が出来なくなったからだ。こうなったら試行錯誤で「何か」を見つけるしか道はない。てか、そもそも、体格や筋肉の付き方が違うのだから、ドリルってのはカスタマイズした方がいいのかもね。

そういう訳で、ゆっくりコースに入るようにしているんだ。だって速いコースじゃ、メニューこなすだけで精一杯だもんね。今回のフォーム改善の目標は兎にも角にも「省エネ」。一番効率のよい動きの習得だ。「速さ」は二の次だね。私と同じような悩みを抱えている人の為に、発見次第公表していくつもりだよ。また水泳だけではなくバイクも、更には現在お休み中のランについてもフォームの見直しをするつもり。

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2009/05/23

朝練は三文のトク

早朝、グータロウメンバー4人と荒川の某所でTTをしてきた。チャリとランの朝練会さ。メンバーは、SとY姉さんとM姉さん。直線7キロを折り返し、1本14キロのコースを4本走ってきた。ランの練習もしたかったのだけど、私の脛は相変わらず。いつになったら治るのかねえ、という事情でバイク練習のみとなった。

4本目は、メイストーム・東京ベイの皆さんと一緒に走った。往路はゆっくりだったのけど、復路から突然ペースが上がり、千切られる。「うっそぉ~、マジかよ」と叫びながら、必死に追いつこうと頑張った。37、38、39…。42キロ/時まで上げても、尚も引き離された。「こりゃ無理」と直ぐに白旗を揚げたよ。

タラタラ・ライドばかりじゃダメだね。たまには、こうした刺激もなきゃね。

練習の帰り、姉さん方2人と別れた後、Sと私は彼の行きつけの中華屋さんに行った。腹ペコだったからね。そこで喰った「だーろめん?」は超ウマかった。スープの一滴までペロリと食べちまったよ。パンパンに膨らんだ満腹の腹で帰路につく。一生懸命走るものの、走り難いのなんの。走っている途中にゲップが出た。このゲップがまたウマい!分かるかな?

家に到着。珍しく郵便受けに大きな郵便物が入っていた。大抵はDMかエッチなビラなので、ちょっと期待する。ひょっとして、ひょっとすると…。私を密かに恋焦がれている、若くて、色白で、それでいて健康的で、スポーツを嗜み、例えば、夏の暑い夜に縁側で寛いでいると、、コロンカランと涼しい音が聞こえてきて、両手で盆を持ったセンスの良い浴衣姿で、私に麦茶を運んできて「暑くなりましたね」なんて言いながら、私にそっと身を寄せてくれるような、和風でいてエキゾチックな女性が、原稿用紙200枚の大作ラブレターを送ってくれたのかも知れない!

淡い期待は虚しく裏切られる。送り主はファンライドだった。…ん?何でファンライドから手紙が来るの?部屋に戻り、封筒を開ける。ほほう。富士チャレンジXの参加賞だって。そういえば、悪天候で中止になったんだよね。すっかり忘れていたよ。

で参加賞の中身は…

  • シングルパックショルダー(ピンクの袋)
  • 富士チャレンジXオリジナルクリアファイル
  • 富士MTBサマーキャンプ要綱
  • スペシャライズド・ジャパンパンフレット
  • 深谷産業パンフレット

ん~ビミョーな参加賞。ピンクの袋とクリアファイルは使えるかな?後はゴミ箱行きだなあ。それから、ここが大事なんだけど、エントリー費の半額(かな?)が返ってきたよ。まだ現金化していないんだけど、郵便為替も別途書留郵送されてきたんだ。5000円也。なんか得した気分。実際は損しているんだけど、ちょっとしたお小遣いをゲットした気分さ。

充実した練習。ゲップまでウマいラーメン。5000円の返金。朝練は三文のトクってことだね。右上の「トライアスロン」ボタンを押すとイイ事あるかもよ。

2009/05/21

おっさん化を一過性のものだと勘違いするなかれ

グータロウSWIM、略して「グースイム」の練習後の井戸端会議。「スーパーで大根の安売りをしてたのよ」とか「誰某さんの旦那、真っ昼間からパチンコよ」とか「見た×見た×見た。誰某さんも大変ね」とか「誰某さんの旦那でしょ。年末からずっとよ」とか「ひっとしてリストラ?誰其さんも大変ね」とか「不況だもんね」とか「それより、スーパーで大根の安売りしてたのよ」とか「あなた、それさっきも言ったじゃない」のような不毛な会話はない。ランニングフォームや流行りの泳法、今度参戦するレースの話題等々、さんざん運動した後なのに、スポーツの話題で持ちきりだ。グースイムのメンバーは、真面目なんだよね。

今日もプールサイドでのOS(おしゃべり)、練習後の井戸端会議で上がった言葉は「TI」トータル・イマージョンだ。このTI、昨年辺りからSWIM誌や、今はなきTJ誌で紹介されていたので、ご存知の方も多いんじゃないかな?私は2年ほど前、ネットサーフィンで偶々見つけ、大騒ぎをした事を覚えている。雑誌の情報しか知らない人は是非、これを見て欲しいな。

う~ん何度見ても驚いちゃうよ。TIは各地で講習会が行われてるんだけど、結構高額なんだよね。貧乏な私は、ネットに落っこちている映像を拾ってきては、ディスプレイに穴が空くほど繰り返し観て「なんちゃってTI」を何となく実践しているんだ。まあ、傍から見ると平凡な「2ビート」にしか見えないんだけどね。

TIとか2軸泳法とかコアスイムとか、はたまた元有名選手、有名コーチの名を冠した泳法等々、世の中に色んな泳法が溢れているんだけど、どれがベストなんだろう?なんて事考えたことある?結局のところ、人それぞれ体型や筋力の違いがあるから「自分にあってる」って所が落とし所で「これぞ最強の泳法」なんてモノはないのだと私は考えているんだ。更に突き詰めていくと、本質的な部分では全て同じ事に思え、更に×更に突き詰めるとスイムもランもバイクも同じ原理の元に、泳法、走法が確立されているんじゃないかな?なんて哲学しちゃうんだよ。

しかしまあ「スイムもバイクもランも同じ…」みたいな考えに至ると、実践から遠ざかり過ぎちゃて、何の役にも立たないのが目に見えている。こういう事は、何ちゃら大学で、運動何ちゃら学を研究している身体の弱そうなエライ人に任せて置くのに限るね。

若い時分、ガンガン身体を動かしてもピンピンしていた頃ってのは「何ちゃら法なんて糞くらえ」的な考えでいたような気がする。おっさんになってもアスリートやってる人の殆んどがそうだったんじゃないかな?難しい事を考えなくても、身体は勝手に動いたよね。しかし、年を取っていくうちに、少しずつ運動神経ってヤツは衰える。この「少しずつ」衰えるてのが曲者で、大抵の人は衰えた事実に気付かないまま、おっさん期を迎えるんだ。でもって、ある日グレゴール・ザムザが一匹の毒虫になった事に気付いたように、おっさんは「おっさん」になったことに気づくんだよ。突然にね。

突然の「おっさん化」ってのは、容易に受け入れられないもんで、大抵のおっさんは、それが麻疹のような一過性のものだと勘違いして「直ぐに治るさ」なんて思い込む。でも実際の「おっさん」は慢性だから、気が付くと身体中に「おっさん」が蔓延しているんだ。頭でイメージした通りに身体が動かないってのは、すげ~ストレスのたまる症状なんだ。だから、おっさんはこれを回避するために、体に起こった現象の究明に努めたり、頭にあるイメージを塗り替える行動に出るんだよね。何が言いたいって?つまり、世のおっさんアスリートは豊富な知識を有しているって事さ。

今日もアマゾンで一冊のSWIM本を注文してしまったよ。それを読んだからと言って「速くなる」なんて事ぁ、これっぽっちも思ってないんだけどね。気がやすまらないと言うか、不安と言うか…アレなんだよ。てな訳で、そのうち私の読破したスポーツ本を、少~しずつ紹介していくつもりだから楽しみにしていてね。楽しみしてくれる良い子は、右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとしてちょうだいな。

2009/05/18

どんなに上手に隠れても♪オヤジの○○○が見えてるよ♪

16日の土曜、グータロウSWIMのメンバー6人で荒川CRで楽しくサイクリングをした。秋ヶ瀬橋付近のコンビニで半分が帰り、残ったオヤジ3人(Aさん、Yさん、私)で物見山まで走る事になった。

オヤジの筆頭Aさんは、私と(確か)同じ干支、ひと回り上だ。あと数年で「ジジイ」の称号を与えられる、謂わばオヤジの中のオヤジ。Yさんは、私より(たぶん)一つ年上、見るからに足が速そうな体型が羨ましい限り。

物見山は、サイクリストの間では物見山は有名な場所なんだよね。私は以前、物見山まで行こうとした事があったのだが、迷子になって途中で泣き叫び乍ら帰った経験があるんだ。そういう訳で、道を知っているAさんを先頭に、私、Yさんの並びで、物見山へ向った。

巡航速度30キロ/時。練習には丁度良いペース。ちゅうか、チャリ能力が著しく低下している私には、これ以上のスピードで走られるとヤバかったりするんだよね。インナー×ロー3枚目でクルクル×シャカシャカ、荒川から入間川、サイクリングロードを只管走る。サイクリングロードを抜け、一般道に入った辺りから自分が何処を走っているか分からなくなった。物見山への道、この目にしっかり焼き付けて、一人でも行けるようにと思っていたが、天性の方向音痴の私には、ちょっとハードルが高すぎたみたいだ。だってさ~風景に全く特徴がないんだよ。

入間川から一般道を走っている途中、もの凄い尿意に襲われる。ちょいとスピードを上げ、Aさんに話しかける。「どっかコンビニないですか?トイレに行きたいです」。Aさんは「オレも我慢できない。あの辺でしよう」と建設中の道路の高架脚を指さした。この辺りは四方が見渡す限りの畑。成る程、あの高架脚の陰ならば、何とか隠せるかもね。

ところが、高架脚に陰などなかった。薄型の高架脚は、余りにも正確に道路と平行に立てられており、車道のどの位置からも丸見えだ。私は時速50キロで走る車からの視界を頭の中でシミュレートする。比較的交通量の多い車線に背中を向ければ、被害を最小限に防げる!と判断した。万全の注意を払い、再度、車の往来の確認・・・

ガビ~ン!何とAさん、高架の陰どころか、空き地のど真ん中で、堂々と致しているではないか!この場所を選んだのは、隠れる為ではなかったの?うーん、流石としか言いようがないね。正にオヤジの中のオヤジだ。Yさんと私、オヤジと謂えども、まだまだ初級のヒヨっ子。恥らう乙女のように頬を染め、往来する車を気にし乍ら、ハラハラ×ドキドキ×ビクビクと用と足したのであった。

物見山の公園のトイレに到着。山と言うより丘であった。正直がっかりだった。ヒルクライマーなら平地にしか感じないんだろうね。私には丁度良い坂だったけど。この辺りのコースを走って練習しようか、と言う話になったんだけど、お昼だったし、更に雨がちらほらと降り始めて来たので、昼飯を食いに行くことにした。目指すは川岸屋。AさんもYさんも私のブログを読んで下さっており、お二方とも5月3日のブログの「肉うどん」が喰いたい、と言うのであった。

物見山からの下りは、えらく寒かった。信号待ちでウィンドブレイカーを羽織る。ラン用に買ったモンベルの超軽いウィンドブレイカーなんだけど、持ってきて正解だった。一枚羽織るだけで全然違うんだよ。

川岸屋に到着。もつ煮込みと肉うどんの大盛りを注文。AさんYさん共に「美味い」と喜んでくれた。これだけで、今回のサイクリングは大成功だったかもね。途中で帰ってしまった3人にも是非食べさせてあげたかったなあ。特にSには。ハワイ出身の彼は、荒川CRを「チーズバーガ~!」と叫びながら走っていたんだ。

行きはよいよい、帰りはこわい。帰りの荒川CRは向かい風。まいったね。全く進まない。AさんとYさんはスイスイと走っていると言うのに、全く情けないよ。去年の今頃は、これくらい平気だったのになあ。脚力が衰えてる、というより持久力が衰えているんだろうね。ああ、早く脚治れぇ~。

笹目橋でお二方と分かれる。肉うどんを喰えた事が余程嬉しかったらしく「ありがとね」と握手された。ここから一人孤独に自宅までのチャリを走らすことになる。思うように身体が動かないのに・・・と思いきや、川越街道に出た辺りから、脚が回り始めた。あれれ?これってどういう事?メシを喰った直後はパフォーマンスが低下するのか?こりゃ調査するテーマだな。人間の身体って不思議だね。

さてさて今回はAさんをネタにしてしまったけど、ある意味、Aさんのような歳の取り方は理想だよね。接してみて分かるのだけど、とにかく若い。心も身体もね。それに(本人の前ではい絶対言いたくないけど)二枚目なんだよね。本人は三枚目を演じているけど、少女漫画に出てきそうな綺麗な目をしてるんだ。ちと褒め過ぎかな?まあいいや。

てな訳で、オヤジの立ち小便の話を書いちまった。想像したくないよね。良い子は真似しちゃダメよ。良い子は右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとしよう!

2009/05/15

佐渡締切り・一億総ドM時代の到来?!

昭和の忘れ物史を語る上でサザエさんの逸話は外せない。買い物しようと街まで出かけたが、財布を忘れてしまう愉快なサザエさん逸話は、今日に至っても、忘れ物の喩えに利用され、最先端の医学に於いても、軽度の健忘症を「サザエさん症候群」と呼んでいるそうだ。

昭和の中期、金があれば何でも出来たこの時代に、財布を忘れるというのは、大変衝撃的な問題であったに違いない。この時代の「財布」は、武士の時代の「刀」に相当すると言われている。財布の厚さで身分が決まり、デートで財布を忘れたものなら、その場で「腹切」を言い渡された。そんな時代だった。

現代はどうであろう?私はよく財布を忘れるが、日常生活に於いて何ら不自由を感じない。財布を忘れても、電車に乗れるし、缶ジュースだって買える。そう「携帯電話」で代用できるからだ。

昨日、事もあろうに、私は携帯電話を持たずに出勤してしまった。携帯が普及していない時代なら「不便」を感じるだけであったろうが、携帯全盛の今は「不便」を通り越し「不安」を覚える。仕事の連絡を含む、あらゆるコミュニケーションが、携帯電話に集中しているからだ。普段メールばかりで、通話する事なぞ滅多にないのに「掛かって来るのではないか?」と不安になるのだ。

予感は的中。22時半、帰宅すると私の携帯電話がピカピカと点滅していた。「着信アリ」のサインである。不在着信が数件と大量のメールが届いていた。件名から、瞬時に「とても重要」「まあまあ重要」「どうでも良い」「見る価値もなし」に振り分ける。

緊急連絡!!のむ太郎さんからのメールだった。着信履歴にものむ太郎の名前があった。何かトンデモナイ事件が起こったのではないか?!私は真っ先にそのメールを開いた。

佐渡国際トライアスロンのインターネット申し込みが今日の0時を持ちまして締め切りになるそうです!!
出場される方は今日中に申し込みして下さいとのことです!!

私はPCを立ち上げ、佐渡国際トライアスロンのオフィシャルページを開いた。本当だ!開催要綱を斜め読みし乍ら、のむ太郎さんへ電話する。のむ太郎さんの話では、昨年は大島の後でも余裕で申し込めたそうだ。「マラソンに続き、トライアスロンブームも到来?」なんて会話をしながら、東京マラソンや富士チャレンジのことを思った。

マラソンブーム、自転車ブームは、まあ分かるよね。こいつらは「健康」ってカテゴリーに括ることが出来るもんね。でもトライアスロンブームって・・・アスリートなら理解できると思うけど「健康」のイメージはないよね。どちらかと言うと「不健康」のカテゴリに近い気がしない?何事も度を越すと反対概念になるもんだよ。ウルトラとかアドベンチャーなんて変態の域に達してるもんなあ。日本人はどんどんM化しているのかなあ?一億総ドM時代の到来の予感がするよ。

おっと脱線、23時に申し込みが完了した。Bタイプだ。昨日のブログに書いたんだけど、大島は大事をとってDNFかな?佐渡を楽しみたいもんね。大島で無理して、壊れちゃったら佐渡に渡れないからね。

それにしても、携帯を忘れるは怖いね。今回はギリギリ間に合ったけど、日によっては残業&終電なんて事もあるからね。今日は確実に持っているよ。何故なら、今まさに、携帯電話で、このブログの下書きをしているんだよね。下書きと言うか、思いついた事を箇条書きでメモってるんだけなんだけどね。後からPCで味付けをする。結構手間をかけているでしょう?だから応援ヨロシクね。右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとしてもらえるだけでハッピーさ。

追記(2009/05/15 23:39)
冗談で書いた「サザエさん症候群」と言う言葉が実際にあったようです。軽度の健忘症ではありませんでした。以下に「サザエさん症候群」を紹介します。
詳しく知りたい方は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「サザエさん症候群」をご参照下さい。

サザエさん症候群(さざえさんしょうこうぐん、Sazae-san Syndrome)は、日曜日の夕方~深夜、特に日曜日の夕方6時30分からフジテレビで放送される『サザエさん』を見た後、翌日からまた通学・仕事をしなければならないという現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

2009/05/14

七転八倒するほどの激しい痛みや血尿が起こります

職場の後輩J君が身体の調子が悪いという事で休んだ。彼はパワーメーターで1200Wを軽々と出すノッポの健康優良サイクリスト。どうせ寝坊でもして仮病でも使ってんだろうなあ。今頃白石峠辺りでニコニコし乍ら走ってるさ、なんて皆で噂をしていたんだ。

ところが、午後になって再びJ君から再び電話が入った。彼は白石峠を走っていなかったんだ。走るどころか、医者から「尿管結石」と診断され、下手すると1週間の入院になる、と言うんだよ。なんともはや、だよね。

電話を切った直後、皆が一斉に、このショッキングな病名についてGoogle先生に問い合わせ始めていた。私も検索キーワードに「尿管結石」を入れて調べてみた。検索結果を開く度に、何とも例え難い不快なイメージが、男の子の大切な部分に襲いかかって来る。痛さを想像するだけで、ギュッと来ちゃうんだよね。この「ギュッ」は女の子には分からんだろうなあ。ギュッ~~!

尿路結石とは
尿の通り道である腎杯(じんぱい)・腎盂(じんう)・尿管・膀胱・尿道をまとめて尿路といいます。この尿路にできた結石を、尿路結石といいます。
尿管に結石ができ、尿の通過障害を来した場合、疝痛(せんつう)発作といわれる七転八倒するほどの激しい痛みや血尿が起こりますが、これが尿路結石の典型的症状です。激しい腰背部痛・側腹部痛・下腹部痛のほかに、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。しかし、結石が腎盂や腎杯にある場合には無症状のこともあります。
尿路結石は30~50代の男性に多く(男女比約2・5対1)、上部尿路(腎杯・腎盂・尿管)にできるものと、下部尿路(膀胱・尿道)にできるものに分けられます。近年の調査では、95%が上部尿路結石です。
約80%はカルシウムを含むカルシウム結石で、X線検査で白い影として写ります。代表的な結石には、シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、またはその複合結石が大多数を占め、そのほか尿酸結石、リン酸マグネシウムアンモニウム結石、シスチン結石などがあります。
尿路結石は近年増加傾向にあり、日本人で生涯のうちに結石になる確率は約10%、つまり10人に1人は結石にかかると報告されています。
症状がある場合の約70%は自然排石し、30%は手術を必要とします。結石は8mm以下、とくに5mm以下は自然排石の可能性があり、尿管結石の約60%は自然排石するといわれています。
『goo ヘルスケア』より

そう言えば、ここ最近J君は何かと「腰痛ぇ」「背骨曲がってるかも」「カイロ行こう」なんて事を口にしていたんだ。その頃から腎臓に結石が出来ていたのかも知れないね。やっぱさあ、変だと思ったら、直ぐに病院行かなきゃダメだよね。

んな事言ってる私も、昨年末辺りから脚の調子が悪かったんだけど「どーせ直ぐに治るさ」なんて呑気に構えていたっけなあ。痛い脚のままで、フロストバイトロードレースのハーフ、湯河原オレンジマラソン10Kも出たんだよなあ。そして気が付けばこの始末。歩くのにも支障が出る程に悪化したのだから、人の事は言えないよね。

昨晩、ご近所のと言うか、同じ公園を練習場にしているランナー仲間で作ったランニングクラブ「中野・平和の森公園陸上部」略して「ヘイモリAC」の(初の)練習会があって、故障中のSさんと私は、仲間が走る姿を見ながら、故障について語りあったんだ。身体に異変を感じたら、先ずは医者、そして決して無理をせず休養するのが大事っていう至極当たり前の結論に達したのだけど、今日も同じ事を考えちゃったなあ。アスリートにとって病気や怪我は、普通の人以上に痛手を被るよね。肉体的な苦しさや痛さだけでなく、自分の好きな事が出来なくなっちゃうんだから、こりゃもう二重の苦しみだもんね。

私は、来月開催される伊豆大島トライアスロンにエントリーしているのだけど、いま一度、冷静に考える必要があるかも知れない。スイムとバイクは負荷が少ないから問題ないけど、ランはちょっと心配だったりする。今感じている程度の痛みであるなら10キロ走るぐらい我慢出来ると思うよ。でもね、その結果どうなっちゃうのかを考えると「DNF」も英断なのかも知れないね。ボロボロでゴールして、その結果「元の木阿弥」なんて最悪のシナリオだもんね。

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2009/05/11

よーく聞け、家に着くまでが合宿だぞ~

美味さが伝わらない等のクレームを受けたので、9日の夕食の写真をズームアウトして紹介しよう。どう?美味そうでしょ。しかしねえ、一番美味かったのは大盛りゴハンだったって事は確かなんだよね。主食だもんね。銀シャリだよ。おかずはおかず。

さて2日目。ラン、スイム、バイクの順の練習だったのだが、故障中の私は一人別メニュー。後からバイク練を始める皆と合流し易いように、周回コースを逆周りで只管走り続けた。

今回のテーマは低負荷×高ケーデンス。今日も、と言った方がいいかもね。更に上半身脱力に心掛けた。上半身を柔らかく動かせないと、スムーズなペダリング、楽なペダリングは出来ない。下半身の緊張に合わせて上半身の弛緩。これがポイントになる。例えば、クレヨンしんちゃんのおしりフリフリを上半身マッスルポーズでやるとカクカクになっちゃうじゃない?上半身をゆるゆるにしてこそ、真のクレヨンしんちゃんのおしりフリフリが出来るんだよ。身体って不思議だよね。

上半身と下半身の筋肉は繋がってるんだよね。カイロやマッサージに行くと、脚を看て欲しいのに、上半身から緩めたりするでしょ。不思議だと思うよね。解剖学の気持ち悪い筋肉の絵を見ると、何ちゃら筋、どうちゃら筋と分かれてはいるんだけど、あれは解剖学的な機能分類でしかないんだな。スポーツを考える場合は、もっと大きくっちゅうか、もっと適当に考えた方が判りやすいよ。

孤独なバイク練習の途中で、スイム練習を終えた皆さんと遭遇。最初に遭遇したのは速いグループだったのだが、あまりにものレベルの高さに付いて行けなかった。暫くして第2グループが見えたので、こっちに加わることにした。先頭を引くのは前日見事な道案内をしてくれたCH君だ。列の最後尾から追いかける。アベレージ30キロ/時はちょうど良い。

軽い登りで集団が真っ二つに割れる。私はちょいとペースを上げてCH君の引くトレインに加わった。ところが、坂を登って数分後にCH君は下がって、一人千切れてしまった。なんとまあ。残った女子2人は、まだまだ軽快なペダリングをしているというのに・・・。こうして、休憩ポイントまで、女子2人と私でアベレージ30キロ/時をキープしながら走った。

休憩ポイントで千切れたグループを待ち、今度は後ろのグループの様子を見ることにした。自転車を始めたばかりのMちゃんのフォームが気になった。とても苦しそうな走りでだったからだ。周回の終わった所で、軽く座り方をレクチャー。座り方って覚えるまで大変なんだよね。自分が苦労したから、少しでも早く楽に走れるようにしてあげたいもんだよね。

多くのロードバイク指南書に骨盤を立てて座るとかあるじゃない?あれって、座れる人は成る程と納得できるんだけど、出来ない人にとってはピンとこないのが普通なんだな。皆さんもそうだったでしょ。指南書には親切心で横から見たフォームなんかを載せてたりするけど、体型なんて十人十色な訳だから全く参考にならない。「らくだの瘤」を作るとか言っちゃってる人がいるけど、あれは最悪だね。長身の体型の人たち限定じゃん。

じゃあ、どうやって教えるのが良いのかな?って事になるよね。私は自転車を使わずに教える事ができるよ。

  • 先ず、体育座りをさせる
  • 次に、背中を丸めて、右膝(左でもいいよ)を胸に近づけてもらう
  • 今度は、背中を反って、右膝(左膝でもいいよ)を胸に近づけてもらう
  • どちらが楽?と聞く

これだけでOK。この背中を丸めた時の骨盤の状態が自転車に座る時の状態だよ、と教えてあげればいいんだ。簡単でしょ。上半身と下半身が繋がってるって事を体感させる事が大切なんだな。頭にイメージが出来れば、後は練習あるのみ。視覚的イメージだと、それに合わせた形に意識しちゃうからね。写真のモデルが全く同じ体型ならOKならよいけど、大抵は違うもんね。ちょっと脱線しちまった。

他人の走りやフォームを見る。これって自分のトレーニングにも有効なんだ。自分では判らない「何故」が判る。まあ、こんな感じで自分の走りの反省を他人に投影しながら、上半身ゆるゆるを意識して100キロ弱を走った。2日で170キロぐらいかな?距離としては全然足りないんだけど、いい練習が出来たよ。

午後4時、館山を出発。さすがに2日間の合宿の後の運転は辛い。疲労で眠いんだ。判るよね。誰にだって経験はある筈。今回は私が運転をしたのだが、こういう場合、助手席の人間は決して眠ってはいけない。どういうメカニズムなのかは知らないが、眠気は伝染する。ところが、ふと横を見ると、大きな口を開けてCH君が寝ているではないか!おいおい!家に着くまでが合宿だぞ!CH君には、市原PAで助手席クビを言い渡し、代わりにNちゃんに助手席に座ってもらった。常に話掛けてくれるNちゃんのお陰で、事故らずに無事に合宿は終わった。こんな楽しいイベントに招待してくれた、のむ太郎さんに感謝します。

おまけ。ムシゴロウの愛車「カール大帝」の写真。なかなか格好いいでしょ~。

お暇でしたら、右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとよろしく!のむ太郎さんのブログ「行け~のむ太郎侍!」はこちらからどうぞ。

お櫃のゴハンなんて、あっと言う間になくなるんだよね

肩が痛い。ズキズキする。焼けるような痛さだ。また故障か?繊細なガラス細工のようなオヤジ・・・

なーんてね。日焼けである。昨日、一昨日の2日間、千葉県は館山の某所で行われたトラ合宿の日焼けである。ブログ仲間から始まり、今ではリアルな練習でお付き合いしていただいている「のむ太郎」さんと、彼の愉快でドMな仲間達(柏の超有名トライアスロン軍団「L'ottimo」の皆さん)総勢十数名で1泊2日の合宿を楽しんできんだ。

9日朝5時30分。柏のオッティモに集合。3時半起きの4時出発だったのだが、気持ちが高揚しているため全く眠くなかった。小学生の遠足の前日の心理状態と同じだね。節約の為に高速には乗らず、一般道で柏に向った。オッティモに到着、既に数人が到着していた。見知らぬ人だらけ、皆いかにも「速そう」だ。

シャイ&無口&クール&寡黙&人見知りの私は、会話の輪に入ることが出来ず、軽い挨拶をし、出発の準備を始めた。館山までは大型トラック1台に全員バイクを載せて運搬する。私の愛車ポルシェ号(660cc)からバイクを下ろし、人が乗れるスペースを確保する必要があるのだ。愛車ポルシェ号はトランポ&物置になっているので、工具やらスキーやらゴチャゴチャ状態なんだよね。だから普段は後部座席が倒れたままなので、片付けをしながら、座席を確保する必要があったのさ。

間もなく、のむ太郎さんの運転する大型トラックが到着。トラックにバイクを積め、いざ出発。のむ太郎さんの配慮なのか、私の車には、全くの初対面ではない3人が同情した。以前一緒にトラック練習をした事のあるNちゃん、のむ太郎さんの主催する新年会で数秒話したMちゃん、そして、同じく新年会で隣りの席にいた謎の大男CH君だ。このCH君、かなり面白い。本人は狙ってる訳じゃないのだが、とにかく面白い。天然なのだ。

助手席に座ってもらったCH君が一生懸命ナビをしてくれた。「次の道を左です」「このまま真っ直ぐです」とかとか。地元の人の土地勘てのはスゴイなあ、と感心した。ナビなんか使うより、ずっと効率的に目的地までいけるんだよね。「あと○○.○キロで○○です」おや?ひょっとして、ひょっとすると・・・いやいやそんな事はない筈さ。これは土地勘だ。鋭い土地勘に決まっているではないか!

青標識を読んでいるだけ、というのは決定的だったが、ほぼ初対面の相手にツッコムのも如何なものかと思うし、一生懸命ナビをしてくれているのだから素直に聞いてあげる事にした。ところが、後部座席からツッコミがぁ!女子恐るべし!どうやら、CH君はこのグループのアイドル的突っ込まれ天然キャラらしい。

CH君の名ナビゲーションで目的地に無事到着。お洒落な温泉旅館だ。旅館の裏は青い海。一行は、そそくさとウェットスーツに着替え、スイム練習にと向う。お部屋でお菓子とお茶なんて事はしないんだねー。

私は脂肪とか脂肪とか脂肪とか複雑な事情があってウェットスーツが間に合わなかったのだが、ひょっとすると暖かいかも知れないという期待があったので、OWS用のパンツを持ってきていた。恐る恐る足をつけてみると意外に暖かい、と言うかなま温い。少しずつ、沖へ歩いてみる。膝下OK。膝上・・・まあ問題ない。腰・・・こりゃダメだ。まだ5月だもんね。

砂浜に流木で「海のバカ」等と書いて遊ぼうと思っていたが、Nちゃんがウェットスーツを貸してくれると言うのである。これは元々Mちゃんのウェットスーツで、彼女がインストラクター時代にスクールから支給されたものであるという。Mちゃんは女性としては大柄、私は小さいオジサン、二人の身長はほぼ同じ、とは言うものの体型が違いすぎる。しかし、折角の提案して貰ったのだし、このまま海を眺めて溜め息をつくのも何だから、袖を通してみる事にした。小さかったら諦めれば良いのだ。

多少、胸と腕に圧迫感があるが、なんとか着ることが出来た。沖合い300Mぐらいのテトラまで2往復の競争をするというので、私も参加した。よーいドン。イルカ跳びで足が着かない所まで一気に進む。テトラまで半分の距離を泳いだあたりで、腕が重くなっている事に気付いた。やっぱりなあ。鬱血だ。腕が回らず。どうしよう?このまま引き返すか?等と考えているうちにテトラに到着。騙し騙し戻ったよ。ああ、溺れるかと思った。一往復で戦意喪失。腕がちょっぴり紫色に変色していた。いくら小さいオジサンでも女性のウェットスーツは無理だったみたいね。

スイムの後はコンビニで適当に買ったおにぎり等々で昼食を済ませバイク練習。1周約26キロの周回コースは適度なアップダウンがなかなか良い。速いグループと遅いグループに分け、私は遅いグループのお尻でフォローする事になった。これからトリアスロンに挑戦する人もちらほらおり、バイクが初めての人もいたんだよね。後ろからフォームを見てあげたり、たまに横に付いてアドバイス。誰でも初心者の頃に経験すると思うんだけど、重いギアで走っちゃうんだよね。軽いギアだと回している割に進まないから。

グループが千切れた。道に迷っては困るので、ちっと頑張って、先頭を走るのむ太郎さんのところまでプチダッシュし、分岐点で待ってもらうよう伝える。再びお尻に戻る。いい運動だね。ダイエット、ダイエット。分岐点で暫し休憩。ダラダラとアップダウンをしながら1周回する。2周目から更に適当にグループ分けをし、レベルごとに周回を楽しんだ。途中のむ太郎さんがパンク。予備チューブを一本犠牲にしながらもなんとか修理完了。のむ太郎さんはラン練習の集合に間に合わないからか、猛ダッシュで走っていった。私は疲労骨折故ラン練習はパス。再びタラタラと夕食前まで一人で有酸素運動を楽しむ。ダイエット、ダイエット。

練習後の風呂。この湯が熱くて超イイ感じだ。炎天下のバイク練で随分日焼けしたらしく、脚がヒリヒリ&ピリピリ心地良い。浴室の窓から海が見えるのも、何だかテレビの旅系番組のようで、思わず畳んだタオルを頭に載せて、カメラがないのにカメラを意識した感じでクゥ~~と伸びをしてしまったよ。分かるかな「うさぎちゃん」11PMの名物コーナーだったよね。古いなあ。

メシ!アスリートは大盛り&お替りが当たり前。皆よく食べる事。お櫃のゴハンなんて、あっと言う間になくなるんだよね。それにしても美味かったなあ。腹が減っていると何でも美味く感じるが、ここの食事は満腹でも美味いよ。写真撮ったから見て頂戴。

続く・・・

2009/05/08

「STAR TREK」じゃなく「STAR TRAC」だった

カンカンカンカンと踏切の音がした。これを逃すと日付が変わってしまう。「何としても次の電車に乗らねば」と走り出す。

ズキ・ズキ・ズキ・・・左足が濡れたアスファルトに着く度にズキッと痛む。まだ完治には時間がかかりそうだ。まあ、以前はズキィ~・ズキィ~・ズキィ~!という痛みだったのだから快方に向っている事は確かだ。(この違いわかるかなぁ?)

さて、今日のダイエット計画。21時ちょっと過ぎに東京体育館に到着。職場(六本木)から2駅ってのは超便利、便利便利。サササッと着替え、トレーニングルームへ。あれはあるかな?とキョロキョロする。あった!メーカーは違うが、お目当てのTAKEUMA WALKER が設置してあった。JogNote友だちの「ふみふみ」さんが教えてくれたのだが、正式名称は「クロストレーナー」と言うらしい。けど私はTAKEUMA WALKER という呼び方が気に入ったので、一生TAKEUMA WALKER で通そうかな?と思っている。

因みに、東京体育館のTAKEUMA WALKER のメーカー名は「STAR TREK」じゃなく「STAR TRAC」だった。何か映画後進国のB級映画のタイトルっぽい臭いがするよね。でも、このネーミングのセンス、好きだなあ。

前回同様、今日も低負荷(レベル1)&高回転数(150rpm 前後)で閉館まで回す(歩く?)事にした。前回は全く意識していなかったのだが、数分回したところで、腿の前面、つまり大腿四頭筋が多く使われている事に気付いた。これは脚を伸ばす時に力が入っている証拠である。出来ればハムストリングとバランスよく使いたいものだ。

理屈から考えると、踏み込む脚の反対、チャリで言うなら引き足に意識すればOKな筈だよね。周りを見る。私を含め、TAKEUMA WALKER を使っている人たち全員が、ステップに踵を着けたまま回していた。腿の引き上げ、つまり踵を上げるようにすれば、踏み込む脚のペダルが軽くなり、負荷を軽減するんじゃないの?試してみる価値ありだよね?

しかし臆病な私は、ここで悩んでしまった。踵を着ける事がTAKEUMA WALKER の作法だったらどうなる?「ちょっとぉ、あの人見て。なんか踵上げてるぅ。プッ」「あの人ヤバイよ。踵上げてるよ」等々と陰で笑われるかも知れないではないか。いやいや、腿の前面だけに負荷がかかる方がおかしい筈だ!

私は恥を覚悟で、引き足で腿を引き上げた。グッジョ~ブ!いや~、これで正解だよ。ペダルはググ~ン軽くなり、スムーズなステップを踏めるじゃないの!チャリと一緒じゃん。と言う訳で皆さんもTAKEUMA WALKER を使う時には引き足を意識するといいよ。てな感じで閉館までTAKEUMA WALKER でエンジョイしたのであった。

あの~、もし時間に余裕がありましたら、この右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとやってもらえますかねえ?

2009/05/05

簡単だわ!まるで空を歩いているみたい!

雨が降ったね。せっかくのダイエット作戦も今日ばかりは中止せざるを得んね。なんて事は考えないよ。今日も元気にエクササイズ!

東京体育館に行こうと思った。東京体育館の利用料金は、トレーニングルームとプールの両方を使える券が2時間で1000円、超過料金が1時間で500円。それに交通費が往復700円かかる。3時間で2200円、4時間だと2700円だ。意外と高いじゃん。

途中の駅まで歩くとどうなるか等々とケチな計算をしているうちに、以前JTUのサイトで、JTU会員がコナミスポーツクラブの法人会員利用ができると言うお知らせがあった事を思い出した。徒歩10分のところにコナミスポーツがあるではないか!ネットで調べると、施設によって利用料金が異なり、1日840円~2100円の設定とある。私の家の近所の施設は2100円の設定になっていた。2時間利用なら東京体育館、それ以上ならコナミスポーツだ。

1時間程度の有酸素運動とストレッチと筋トレで約2時間。クールダウンのスイムで30分。それに着替えやらシャワーやらを加えると3時間はあっと言う間だ。コナミスポーツに決定だね。

コナミスポーツの受付。法人都度利用を申し込みたいと伝えると、申し込み係のお姉さんが親切に対応してくれた。会員証用の写真撮影もした。髪がグチャグチャだったが、まあ良しとしよう。

先ずは有酸素運動。トレッドミルでちょっと走ってみたが、僅かにズキンときた。まだ走っちゃダメって事だね。こういう場合は専門家に相談するのが一番。トレーナーを捕まえ、ダイエットをしたい事、脛にヒビがあるかも知れない事を告げ、今日のメニューを相談した。トレーナーは何処にダイエットの必要があるのかと言うような顔をしていたので「脱ぐと凄いんです」と冗談をかましてやったよ。

トレーナーが勧めてくれたのは竹馬みたいなランニング(?)マシーン。おお!これは深夜の通販番組でお馴染みのものにソックリではないか!足を載せる台座とそれとシンクロして動くバー・・・

やあジムです。今日はみなさんに、簡単に全身運動が出来る画期的なトレーニングマシンを紹介しましょう。それはこれ TAKEUMA WALKER だ!最新のスポーツバイオメカニクス理論を元にNASAで研究開発された TAKEUMA WALKER は、MLB、NBA 等々、プロスポーツ界の公式トレーニング機器に認定されいるんだ。(ジェーンこっちへ)使い方は簡単!このスペース・ステッパーに両足を載せ(ジェーン足を載せてごらん)コスモ・バーを握る。「なんかドキドキしてきたわ」。あとは歩くように足を動かすだけ。ジェーンどうだい?「簡単だわ!まるで空を歩いているみたい!これなら続けられそうよ!」・・・強制終了!

ブログは危険だね。日常会話なら誰かが止めてくれるが、ブログはそうは行かない。実際のマシンの名前は知らないが、TAKEUMA WALKER ではない事は確かだ。

有酸素運動の後は、筋トレを2種類。先ずはトーソローテーションを低負荷(10キロ)で左右30回を3セット。続いて、バックエクステンションベンチを横向きで使い、こちらは左右20回を3セット行った。腹筋中心のメニューだね。

締めはプールでクールダウン。ダラダラと1000M泳ぐ。う~ん、ここのプールは星1つだね。最悪なのは水が汚い事。それに水温も高い。監視員の腹が出ている。インストラクターも腹が出ている。そこで教わっている子供たちが可哀想。

右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとお願いね!通販の商品ってNASA が研究開発しているのが多いけど、みんな騙されるなよ!

2009/05/04

着火材はモテGoodsだ

GWダイエット2日目。今日は平地も上りも下りもインナー×ロー3枚目縛りで青梅街道、新青梅街道を、只管西に向うサイクリングをエンジョイしたよ。M系アスリートの皆様やダイエットクイーンのお姉さま方なら「成る程」と頷いている筈だろうが「何で?」と思っている人も多いと思われるので、軽~くムシゴロウ的超いい加減解説するね。

自動車が動くにはガソリンが必要だよね。人間にとってのガソリン、エネルギーは2つあるんだ。1つが糖。この糖はグリコーゲンってのに変身して身体の中(肝臓、筋肉)に蓄えられているんだな。そうそう「一粒300メートル」グリコの社名は、このグリコーゲンが由来してるんだよ。グリコの社名の源(みなもと)はグリコー源でグリコーゲン。これ試験にでるぞ。でね、もう一つのエネルギーは脂肪。脂肪に関しては説明要らないよね。

糖と脂肪。こいつらをバランスよく燃焼させて私たちは動いているんだけど、この2つのエネルギー源は全く対照的な特徴を持ってるんだよね。

サイクリングのゴールは奥多摩。流石GWだけあって、奥多摩川の河川敷では親子連れやカップル、仲良しグループ、暴走族の皆さん、怪しい男の二人組み等々、様々な人たちが水遊びやバーベキューをして楽しんでいた。川原のバーベキューは最高だよね。でも火を熾(おこ)すのが大変だったりするんだな。

薪に火を点ける。これには相当の技術がいる。でもイケてる人なら着火材でチョチョチョと火を点けてしまう。「○君ってすごーい!」「オレ、こう見えてアウトドア派だから」「素敵~」着火材はモテGoodsだ。メモしておけよ。

着火材と薪、この関係が糖と脂肪の関係と似ているんだよね。糖は備蓄量が少ないんだけど直ぐに燃える。一方、脂肪は備蓄量が多いんだけど、燃えるまでに色々面倒な手順が必要なんだ。

短距離のような高負荷の運動は糖がメインに使われて、長距離のような低負荷の運動には脂肪が比較的多く使われる。着火材でボンっ!ってのとグツグツとカレーを煮るには火の使い方が違うもんね。実際は両方が使われるんだけど、その比率が違うんだよ。

じゃあ何を以って高負荷とか低負荷なのさ?と質問が出てきそうだね。LTって言葉知ってる?乳酸性作業閾値(Lactate Threshold)ってヤツなんだけど、このLTの手前が低負荷、というか脂肪がよく使われる負荷なんだ。これを越えると、そう、糖が使われる。ん?ちんぷんかんぷん?

ダッシュをすると手足がダル~くなるでしょ。「乳酸溜まったぁ~」とか言うじゃん。これが乳酸。このキツイ&ヘロヘロ状態で糖がよく使われているだよね。で、この乳酸ってのは「酸」ってぐらいだから酸性なんだ。身体の酸化していくの中和するのに呼吸が活発になるんだよ。換気みたいなもんだろうね。つまりハアハア息遣いするような運動では糖が使われちゃう訳。低負荷の運動ってのはハアハアしない運動。歌いながらできる運動強度って言うと分かり易いかな?ハアハアしちゃうと歌えないでしょ。歌うと青江三奈みたいになっちゃうよ。古いか・・・

てな訳で今日は歌を歌いながら楽しいサイクリングをしたのだった。走行時間約6時間。距離にして約130km。脂肪、燃えたかな?

そうそう、右上の「トライアスロン」ボタンをボチっとお願いね!それから、私のテキトーな説明に満足出来ない人は八田秀雄先生の本を読もう!

2009/05/03

腹が減ってはダイエットだって出来ねえ

帰宅JOG、所謂「通勤トレーニング」略して「勤トレ」がメインのトレーニングである私にとって脚の故障は色んな意味で痛い。中でも最悪なのは、太っちまったこと。「5キロ増量!」なんて表現は、すご~くお得な感じがして、オバちゃんの列が20Mぐらい出来そうなんだけど、増量したのは全部脂肪なんだよね。そこで私はこのGWを利用して「マイナス5キロ」に挑戦することにした。

毎日ロングランでもすれば、あっと言う間に減量できるんだろうけど、生憎、脛が痛くて走ることが出来ない。メイストームの大西店長の話では水泳は脂肪がつくとの事。残された道はチャリしかない。ただ、重いギアはまだ踏めない。軽いギアでシャカシャカ&クルクルやっていくしかない訳だね。

おっと!そうこうしている内に午前10時を回ってしまった。このままタラタラとBlogなんて書いているとチャリに乗る時間がなくなってしまうじゃないの。ちょっと出遅れたかもしれないね。今日は近場で我慢しよう。昼メシを喰いに遠出ってのもイイかも知れない。ちょっくら、うどんでも喰いに行きますか!

荒サイを上流へと直(ひた)走る。どんどん、どんどん直走る。そこには、恐らく、この世で一番美味いうどん屋がある。「川岸屋」だ。昭和の香りの漂う極普通の店の軒先にはロードバイクを掛ける為の自家製駐輪スタンドがある。サイクリスト御用達の店。

自宅から約40キロ。いい感じで腹が減った。店内に客はなし。「いらっしゃいませ」の声に「肉うどん下さい」で答える。ここではいつも「肉うどん」だ。まあ、他のうどん屋に行っても大抵は「肉うどん」なんだけどね。「肉うどん」ってさ、最高のアスリートフードだと思わない?炭水化物、たんぱく質、塩分をツルツルっと食べられるんだから。

美味かったぁ。やっぱ美味いよ「肉うどん」。食後のデザートにジェラートでも喰おうと思い、更に上流の榎本牧場に向う。しかし、流石GWとだけあって、ジェラート売り場は長蛇の列。こりゃ無理と諦め。帰路につく。もっと早く出るんだったなあ。

ダイエット宣言しておきながら、いきなり「肉うどん」ネタから始めてしまった。ダイエットは明日からにしよう。だってさ「腹が減っては戦は出来ぬ」って言うじゃない?

え~、右上の「トライアスロン」ボタンをクリックしてもらえると嬉しいなあ。

2009/05/02

気分は「前畑がんばれ」

いつもの仕上げは「乳酸ダッシュ」なのだが、今日はリレーだった。これ今朝の朝練(グータローSWIM)の話ね。

グータローSWIMってのは中央区トラ界の酋長、具志堅勉さんと、ご存知白戸タロウさんが主催する早朝練習会の名前なんだ。約20名メンバーが毎週水金、早朝7時からガンガン&ガツガツ&ヘロヘロ泳ぎまくる超~~真面目な練習会。毎回練習ポイントが変わり日毎にキック、フォーミング、プル、IM、バタフライデー等々と飽きの来ないスケジューリングは、なかなか魅力的だよ。

話を戻すね。いつもならメインメニューの後、軽~くRSを挟んでダッシュ、ダウンと続くんだけど、今日はリレー好きのDさんの提案で(かどうか不明だが)200Mリレーをした。1チーム4~5人構成で4チーム組み、1コースを2列で2コースを使って競ぐ事になったんだ。

今回のルールは200Mをどのような組合せで良いという事なので、我々チームは50M×4人なんて辛い事を避け、25M×2をインターバルを挟んで行う事にした。当然だよね。ところが、全チームが同じ作戦を取り、ガチのスピードレースになった。

私は第4・7泳者を受け持ったのだが、横を見ると・・・げっ!タロウさんがいた。こりゃ勝ち目がないよね。だがしかし!負け方にも色々あるってもんでしょ。玉砕覚悟で頑張ってみる事にしたんだよ。普段は2ビートでタラタラ泳ぐへっぽこタイプなのだが、この時はノーブレス×6ビートのフルパワーで挑んでみたよ。

第5泳者は両チームが競り合いながら向ってきた。タロウさんと私は、ほぼ同時にスタートした。12.5Mラインでチラリと横を見る。多少リードされていたが、オリンピック解説者なら「列んでおります!」と実況していた筈だ。

跳び出しました!跳び出しました!一斉に跳び出しました!
跳び出しました!
これは我がムシゴロウとシラトタロウの競泳でございます!
シラトタロウは余裕で泳いで居ります!
シラトタロウは余裕で泳いで居ります!
跳び出した時は我がムシゴロウと同じ!我がムシゴロウと同じ!
第一コースの右半分、第一コースの左半分!
お隣のAさんは割合に出ましたが、シラトタロウ僅かにリード!
シラトタロウ僅かにリード!
お隣ののAさんが大分出てまいりましてムシゴロウと列んでおります!
我がムシゴロウ12.5M!12.5M!
プロのシラトタロウと列んでおります!
プロのシラトタロウと列んでおります
・・・中略・・・
ムシゴロウがんばれ!ムシゴロウがんばれ!
前畑がんばれ!前畑がんばれ!
前畑がんばれ!前畑がんばれ!

気分は前畑だ!こりゃいける!ガムシャラにQAP(Quick Arm Power)。グググと手の平に水圧を感じる。キャッチがいい感じに出来てる!ひょっとして、ひょっとするぞ!

結果・・・半馬身差で私の負け。このペースが50M維持出来たとすると1馬身差の負け、1500Mだったら・・・30馬身差だ。ラップされてるじゃん。やっぱプロは速いねー。タロウさんは、私がこんな事考えて泳いでるなんて思ってないんだろうね。

引越しから3回目の投稿になるけど、右サイドを色々カスタマイズしているのに気付いてもらえたかな?プロフィールの下、アクセス数の所に「トライアスロン」ってボタンがあるでしょ。もし暇だったらクリックして貰いたいな。「日本ブログ村」ってサイトの人気ブログランキングにエントリーしてるんだよね。