2009/05/15

佐渡締切り・一億総ドM時代の到来?!

昭和の忘れ物史を語る上でサザエさんの逸話は外せない。買い物しようと街まで出かけたが、財布を忘れてしまう愉快なサザエさん逸話は、今日に至っても、忘れ物の喩えに利用され、最先端の医学に於いても、軽度の健忘症を「サザエさん症候群」と呼んでいるそうだ。

昭和の中期、金があれば何でも出来たこの時代に、財布を忘れるというのは、大変衝撃的な問題であったに違いない。この時代の「財布」は、武士の時代の「刀」に相当すると言われている。財布の厚さで身分が決まり、デートで財布を忘れたものなら、その場で「腹切」を言い渡された。そんな時代だった。

現代はどうであろう?私はよく財布を忘れるが、日常生活に於いて何ら不自由を感じない。財布を忘れても、電車に乗れるし、缶ジュースだって買える。そう「携帯電話」で代用できるからだ。

昨日、事もあろうに、私は携帯電話を持たずに出勤してしまった。携帯が普及していない時代なら「不便」を感じるだけであったろうが、携帯全盛の今は「不便」を通り越し「不安」を覚える。仕事の連絡を含む、あらゆるコミュニケーションが、携帯電話に集中しているからだ。普段メールばかりで、通話する事なぞ滅多にないのに「掛かって来るのではないか?」と不安になるのだ。

予感は的中。22時半、帰宅すると私の携帯電話がピカピカと点滅していた。「着信アリ」のサインである。不在着信が数件と大量のメールが届いていた。件名から、瞬時に「とても重要」「まあまあ重要」「どうでも良い」「見る価値もなし」に振り分ける。

緊急連絡!!のむ太郎さんからのメールだった。着信履歴にものむ太郎の名前があった。何かトンデモナイ事件が起こったのではないか?!私は真っ先にそのメールを開いた。

佐渡国際トライアスロンのインターネット申し込みが今日の0時を持ちまして締め切りになるそうです!!
出場される方は今日中に申し込みして下さいとのことです!!

私はPCを立ち上げ、佐渡国際トライアスロンのオフィシャルページを開いた。本当だ!開催要綱を斜め読みし乍ら、のむ太郎さんへ電話する。のむ太郎さんの話では、昨年は大島の後でも余裕で申し込めたそうだ。「マラソンに続き、トライアスロンブームも到来?」なんて会話をしながら、東京マラソンや富士チャレンジのことを思った。

マラソンブーム、自転車ブームは、まあ分かるよね。こいつらは「健康」ってカテゴリーに括ることが出来るもんね。でもトライアスロンブームって・・・アスリートなら理解できると思うけど「健康」のイメージはないよね。どちらかと言うと「不健康」のカテゴリに近い気がしない?何事も度を越すと反対概念になるもんだよ。ウルトラとかアドベンチャーなんて変態の域に達してるもんなあ。日本人はどんどんM化しているのかなあ?一億総ドM時代の到来の予感がするよ。

おっと脱線、23時に申し込みが完了した。Bタイプだ。昨日のブログに書いたんだけど、大島は大事をとってDNFかな?佐渡を楽しみたいもんね。大島で無理して、壊れちゃったら佐渡に渡れないからね。

それにしても、携帯を忘れるは怖いね。今回はギリギリ間に合ったけど、日によっては残業&終電なんて事もあるからね。今日は確実に持っているよ。何故なら、今まさに、携帯電話で、このブログの下書きをしているんだよね。下書きと言うか、思いついた事を箇条書きでメモってるんだけなんだけどね。後からPCで味付けをする。結構手間をかけているでしょう?だから応援ヨロシクね。右上の「トライアスロン」ボタンをポチっとしてもらえるだけでハッピーさ。

追記(2009/05/15 23:39)
冗談で書いた「サザエさん症候群」と言う言葉が実際にあったようです。軽度の健忘症ではありませんでした。以下に「サザエさん症候群」を紹介します。
詳しく知りたい方は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「サザエさん症候群」をご参照下さい。

サザエさん症候群(さざえさんしょうこうぐん、Sazae-san Syndrome)は、日曜日の夕方~深夜、特に日曜日の夕方6時30分からフジテレビで放送される『サザエさん』を見た後、翌日からまた通学・仕事をしなければならないという現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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