2010/02/27

「これで君も宗猛だ!」ってのはナシだよ

メガネは顔の一部です♪
メガネは顔の一部です♪
だから・・・東京メガネ~♪

懐かしいでしょ。昭和のCMって分かり易かったよね。詞も曲も映像も何もかも。だから今だに誰もが口ずさむことが出来る。きっと脳味噌の皺にイイ感じで引っかかってるんだろうね。ヤバい。のっけから脱線の予感がする。いかん。今日は真面目にいこうと思う。

私のブログの読者の殆どは知人なので、知らない人は少ないと思うが、私はメガネを掛けている。かなりの近眼で、裸眼での生活は不可能に近い。両眼とも視力0.04とか03とか、そんな数字だったと思う。だから、アナタなしでは生きていけないぐらいに、メガネなしでは生きていけない。正に「メガネは顔の一部」だ。(私の事をブログでしか知らない、密かに私に恋心を抱いている容姿端麗で清楚な若い女性ファンの皆様、私の顔を想像するときのイメージはハンサムなインテリ風でお願いします)

メガネってのは極普通の日常生活に於いては「顔の一部」だが、いざ運動を始めると、途端に異物と化す。もう邪魔で邪魔でたまらない。運の悪い日にゃ、鼻とか耳が擦れて、痛い痛い痛たたたぁの思いをする時もある。で、コンタクトレンズも併用しているんだけど、こっちはこっちで私はドライアイ気味らしく、すぐに目ん玉がゴロゴロとしてしまう。コンタクトレンズは「顔の一部」なんて表現は程遠く「目に入ったゴミ」でしかない。ラーメン喰う時に曇らないのはイイけどね。

現在掛けているメガネの度が合わなくなったと気づいてから、かれこれ1年以上経つ。いいかげん新調しなきゃ、と思っているのだが、なかなか気に入ったものが見つからない。通勤圏内にあるメガネ屋数店舗で「スポーツ用で」「若く見えて」「仕事でも使えて」という簡単な条件でを出してみたんだけど、私の期待したものとは全く別次元のメガネしか出てこないんだよね。何てのかなあ、ダサい、おっさん臭い、週末に紅白のゴルフウェアを着て打ちっ放しに行く冴えない中間管理職が掛けそうなメガネってあるじゃない?あんなのばっかり出してくるんだよね。そんなに難しい条件かな?

ちょっとオシャレ~な店で「かっこいい!」デザインのメガネも何本か見せてもらったんだけど「仕事で掛けるのは、ちょっとねー」なんだ(欲しいけど)。お金持ちだったらTPOに合わせて何本も持つ事が可能だけど、我々一般ピープルはそうは行かないじゃない。プライベートもビジネスも同じものを使うっきゃないよね。趣味が映画観賞とか写真とか音楽なんて人ならば、悩む事もないのだろうけど、私らアスリートの場合は、そうは行かない。やっぱ軽くて丈夫で、デザインもスポーティで、それでいて仕事でも使えるみたいなのが欲しいんだよ。

知り合いの数名がレーシックを受け、どいつもこいつも「いいよ」とか「世界が変わるよ」とか「全然痛くないよ」とか「一瞬で終わるから」とかとか、私に薦めるのだけど、あれだけは出来ない。超~怖いじゃん。目ん玉を切るんだぜ。ゴミ入っただけで痛い所を、レーザーか何か知らんが、切っちゃうって・・・想像しただけでキャン玉が縮み上がるよ。私にはメガネしかない。

メガネアスリートの皆さん、お勧めのメガネありませんか?仕事でも使えて、そのまま運動しても違和感のない、ナウでヤングなスポーツメガネ。走っても鼻の上で跳ねず、耳も痛くならず、そして何より速そうに見えるメガネ。速そうに見えるというのはメガネのデザインの事ね。「これを掛けると宗茂っぽくなる」とか「これで君も宗猛だ!」ってのはナシだよ。

同じような悩みを抱えている近眼アスリートは多いんじゃないかな。皆で集まってアスリートメガネ会議をしたいね。議題は「メガネアスリートの望む理想のメガネとは?」だ。メガネ屋業界で働いているアスリートの人とか、メガネをかけたプロアスリートとか、近眼アスリートを一同に集めて意見交換をしたいな。メガネアスリート協会とか作っちゃおうかな?そこで纏めた意見をメガネメーカーに突きつけるんだ。

我々の欲しいのは、こんなオッサン臭いデザインのスポーツメガネではな~~い!我々の欲しいのはコレだぁああ!

ってね。

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2010/02/22

いや~ん、やめて、まだおひさまが出て・・・あふっ

ひょんな事から、素敵な「ドM」イベントに参加する事になった。某知人からのお誘いなのだが、この打診を受ける数週間前に、私は「ドMで愉快な仲間たち」を集めて「team DoM」という「ドM」チームを結成し、完全会員制「一見さんお断り」ソーシャルネットワーク「team DoM Lounge」を立上げていた。「team DoM」立上げの数日後に、チーム名に相応しい、辛く苦しく過酷で気持ちよいイベント話が飛び込んできたんだよね。これは運命としか言いようのないって思っちゃったよ。どんなイベントなのかは、まだ言えないのだけど、結論から言うと「100キロ走られる脚と精神力」を磨かなければならないんだ。

いきなり100キロなんて走られるのものだろうか?その半分に満たないフルマラソンにすら出た事がないのだ。42.195キロをクリアしていない人間が、いきなり100キロってのは、いかがなものでしょうかね?やはり無謀?

「え~っムシゴロウさんってフルに出た事ないの?」とよく言われる。私の私生活を知っている人ほど「え~っ」と驚く。恐らく私は「え~っ」と驚かれ続けるんだと思う。別にフルマラソンに出たくない訳ではない。「初フルは東京マラソンで!」と決めたから出られないのだ。マラソンブームは暫く続きそうだから、来年も、再来年も、その次の年も、くじ運の悪い私は抽選洩れ連続記録を伸ばし続けるのだろうね。ひょっとしたら一生フルマラソンに出られずに人生を終えてしまうかも知れない。それでもいいんだ。トラやトレランがあるもんね。

それにしても100キロかあ・・・。ウルトラの人たちの走りは実にエコだよね。一昨年だったかMy☆Starの岩本能史さんの講習会に参加したことがあるのだけど、そこで彼がスパルタスロンに出た時のシューズを見せてもらった。ソールが全くというぐらい減っていないんだよね。約250キロのレースでソールが綺麗なんだよ。すごくない?ソールが減っていない、ということは、摩擦や衝撃が少ない、ということは、膝、脚腰に負担が少ないって事だもんね。講習会では「蹴らない」ことを強調していた(ような気がする)。蹴るのではなく「置く」と言っていた(ような気がする)。骨盤が前傾すると自然に脚が前に出る、この動きの連続で走るのだと言っていた(ような気がする)。恐らく概ねのところは理解しているのだと思う。でも、そういう動きが出来ない。年とともに、頭で描いたイメージ通りに体を動かせられなくなっているんだよね。

兎にも角にも、先ずはフォームだね。膝、脚腰に負担の少ないフォームを体に染み込ませなければいかん。常々思うのだけど、ロングの競技は筋力や持久力も大切なんだけど、いかに長時間理想的なフォームを維持できるかという集中力と言うか精神力も大きなポイントだと思うんだ。分かっちゃいるのだけど、私の最大集中維持時間はウルトラマンのカラータイマー並だから、いつもいつも、気がついたら「ありゃ?」になっているケースが多い。だから意識しなくても、考えなくても、空気を吸うように勝手にエコなフォームになるような練習をしなきゃいかんのだろうね。

練習日誌系ブログを読むと「今日は○○を意識して」という文章をよく見かける。「意識して」を繰り返すことによってを無意識に「○○」できるようになる練習をしているんだね。私もよく○○を意識して練習しているのだけど、これから意識するのやめようかと思っている。こういうアプローチは何かが違うような気がするんだよね。誰かが見つけたものを真似るのではなく、自分で見つけてみたいなあ、と思い始めたんだ。

形式とかシステムとかメソッドとか方程式とか、とかとか、世の中には便利なものが沢山あるでしょ。これらは成功した先人たちの知恵を体系化したもので、これらを真似たり利用すると、短時間に簡単に解をゲットできる。大変便利だ。でもね、楽しくないんだよね。こうしなきゃいかん、こうすべきだ、こうあるべきだ、ってのは楽しくないでしょ。繰り返しで矯正していくのではなくて、自然に「そうなる」のが正しくて楽しいのではないかなと思う訳さ。勿論、本質というか基本は押さえなきゃいかんと思うよ。その基本を自分に当て嵌める作業を、他人の知恵を借りるのではなく、自分でやってみよう思っちゃったんだ。

なんで、こんな思いに至ったかと言うと、中々上達しないからなんだよね。世の中には私と同じような悩みのアスリートが沢山いて、彼らも私と同じ「出戻り&遅咲き」アスリートだったりするんだ。スポーツ指南書のレビューを読んでいると分かっちゃうんだよね。ただの「遅咲きアスリート」は空っぽだから色んなことがスーっと入ってくるんだけど、「出戻り&遅咲き」は昔の記憶が邪魔をして「頭の中のイメージ」と「身体」を上手くリンクさせられないんだよね。だから悲しい事に、頭で何とかしようと必死になるんだなあ。これは87%の確率で当たっていると思うのだが、私ら「出戻り&遅咲き」アスリートは、そこいらの体育教師よりよっぽど知識があるんじゃなかろうか、と。

「オレが昔、健康を理由に走り始めた頃、俺の頭はバリバリの十代の競泳選手で、俺の身体は四十過ぎのオッサンだった。分っかるかな~。分かんねえだろうな~。いぇ~~」

そう、4年も身体動かしてるのに、未だに身体の使い方がよく分からない。だからもう考えるのは止める。兎に角、走っているうちに、泳いでいるうちに、何かが見つかるだろう。故・佐々木功さんの「ゆっくり走れば速くなる」の中で、ただ走らせる逸話があった。ゆっくりと長時間走るのは辛いのだが、走っているうちに自然に辛さを回避するようなフォームが出来上がっていく、みたいな話だった(ような気がする)。欲しいのは私の身体の使い方、ムシゴロウ操作マニュアルだ。ああだこうだ考えずに、ただ走ろう。そして自然に身につけたものをマニュアルとしよう。よし、今年の目標その2が決まった。

因みに、ドMなイベントに関しては、少しずつアップしていくつもり。スゲーでかい話になっているので、是非楽しみにしていて欲しい。ムシゴロウのへっぽこぶりが120%炸裂する事間違いなし!で、その「team DoM」のメンバーは、バナナペローン(幼なじみ)、のむ太郎さん、e1128さんと私の4人だ。

もう一週間もすれば弥生の3月。「弥生」その語源は「いやおひ」。「いや~ん、やめて、まだおひさまが出て・・・あふっ」を縮めた言葉ではなく、「いや」は「いよいよ」とか「ますます」、「おひ」は「生い茂る」を意味する。辞書では「草木がさらに茂りまさること」(大辞林)と実にへたくそな日本語で説明しちゃってるんだけど、「いやおひ」って言葉は春を表すのにぴったりだよね。実際は太陰暦の3月なので、太陽暦の今の4月ぐらいなんだけど、折角「いやおひ」なんて言葉が飛び出てきので、そろそろ「いやおひモード」に入らなきゃいかんなあ、と思っちゃった訳さ。

Bilbo Blogger と言うツールでブログを書くことにした。とても使い勝手がいいよ。サクサク書けるよ。超お勧め!(だからと言って更新頻度が上がる事はないからね。あくまでマイペース。)

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